海軍の英雄であり、ルフィのじいちゃん。老いこそあるものの、並みの海兵、及び海賊では止められないほどの戦闘力があります。
そんなガープですが、黒ひげ海賊団との壮絶な戦いの末、青キジの能力によって氷漬けにされました。
一時は「死亡確定か」と多くのファンの間で騒がれていましたが、ついにガープの“生存”が判明。果たして彼はどうやって命をつなぎとめたのか?黒ひげの狙いとは?
そして、師弟対決の行方や今後の展開にも注目が集まっています。
そんな最強のじいちゃん「モンキー・D・ガープ」について、本記事で徹底的に解説します。
「モンキー・D・ガープ」の基本情報

キャラクター名 | 「モンキー・D・ガープ」 |
---|---|
性別 | 男 |
年齢 | 78歳 |
所属 | 海軍本部/中将 |
身長 | 287cm |
悪魔の実 | なし |
懸賞金 | なし |
誕生日 | 5月2日 |
出身 | ゴア王国 |
「ワンピース」ガープは青キジに凍らされて死亡確定?黒ひげ海賊団に敗北?復活の可能性を考察
名前 | 「モンキー・D・ガープ」 |
---|---|
生死 | 生存:1126話 |
死亡は何話? | 漫画:1088話 アニメ:1122話 |
死亡理由は? | シリュウに腹部を貫かれ、クザンにいくつかの攻撃を受ける |
復活の可能性は? | あり(最新話で生存) |
「モンキー・D・ガープ」は死亡している?
モンキー・D・ガープ率いる海軍特殊部隊SWORDは、黒ひげ海賊団に囚われたコビーの救出に成功するも、殿を務めたガープは犠牲になり、消息不明となりました。
元海軍大将兼1番弟子のクザンに倒され、黒ひげ海賊団に囲まれる絶望的な状況で1人取り残されたモンキー・D・ガープは、生きているのか?
いくつかの伏線を整理しながら考察していきます。
「モンキー・D・ガープ」の死亡は何話?
1089話「立てこもり事件」より、モンキー・D・ガープ消息不明と報じられたことから、生死不明です。
事の発端は、1080話「伝説の英雄」の、コビー救出から始まります。
モンキー・D・ガープ率いる海軍特殊部隊SWORDは、黒ひげと一部の幹部が留守だったのもあって、当初は優勢に事を運ぶことができましたが、クザンの登場によって状況が傾き始めました。
モンキー・D・ガープがクザンを抑えるまでは良かったものの、モンキー・D・ガープは民間人に偽装した騙し討ちにあったコビーを庇い、黒ひげ海賊団2番隊隊長 シリュウに剣で腹部を貫かれます。
続けてクザンの氷拳(アイスグローブ)とクロスカウンターをして相打ちとなり、最後の力を振り絞って、海軍の仲間たちが逃げる手助けをしました。
結果、コビーを含めた海軍の仲間たちは脱出に成功するも、モンキー・D・ガープは1人取り残されてしまいます。
モンキー・D・ガープの明確な死亡描写はありませんが、致命傷を負っていたので、死亡した可能性はあります。
死亡したと考えられる理由は以下のようになります。
- 理由①絶望的な状況
- 理由②いくつかの致命傷
それぞれ解説していきます。
理由①絶望的な状況
モンキー・D・ガープの生存が確認できる最後のコマでは、クザンに凍らされて倒れて、黒ひげ海賊団たちに囲まれていました。
何名かの黒ひげ海賊団隊長も健在だったので、脱出はほぼ不可能と考えられます。
理由②いくつかの致命傷
ガープが負った致命傷は、以下の3つです。
- 剣で腹部を貫かれる
- 氷拳(アイスグローブ)をまともに受ける
- 尖鋭な氷の柱で体を貫かれる
これらの理由から、かつてロジャー海賊団やロックス海賊団と渡り合った英雄と言えど、死亡した可能性も考えられています。
「モンキー・D・ガープ」が復活する可能性は?
モンキー・D・ガープの復活の可能性については、いくつかの伏線があります。
- 伏線①授業の内容
- 伏線②黒ひげはコビーを交渉材料に使おうとしていた
それぞれ解説していきます。
伏線①授業の内容
モンキー・D・ガープが倒れる1088話「最後の授業」の冒頭で、モンキー・D・ガープは若い海兵たちの前で教鞭を取っていました。
授業は、「猛獣だらけの島に取り残された赤ん坊と老人、どちらを助けるべきか?」という内容。
授業でモンキー・D・ガープは、「老人より、未来ある者を優先しろ」と熱弁し、授業内容を再現するかのように、自ら犠牲になりました。
しかし、この授業はあくまで、”未来を優先するべき”という講義であって、”命の取捨選択”ではありません。
伏線②黒ひげはコビーを交渉材料に使おうとしていた
1080話で黒ひげは、コビーの命を交渉材料に、海賊島ハチノスを世界政府所属の国家に築き上げるという野望を語ります。
コビーの所属するSWORDは、ある意味捨て石の海軍部隊なので、自分を交渉材料に使ったところで無駄だと反論しますが、黒ひげの計画は、英雄と称される程の人物を海軍が見捨てるのならば、それはそれで政府に傷が付くという狡猾なものでした。
また、コビーとモンキー・D・ガープは、奇しくも同じ英雄と称される重要人物。黒ひげにとっては、どちらの英雄でも変わらないので、野望成就のための大切な要人を殺すとは考えにくいということです。
以上の事から、ガープ死亡の可能性は捨てきれないものの、生存の可能性は高いと考えられます。
「モンキー・D・ガープ」は最新話で生存が確定
2024年9月16日発売の週刊少年ジャンプ42号で掲載されたワンピース1126話にて、ガープは生存が確定しました。
クザンによって殺されたと思われたガープは生きて捕らえられており、今後、ワンピース争奪戦で海軍と戦う際の交渉材料としてガープを利用するようです。
この調子なら、コビーによって救出されるガープが描かれるかなといった感じです。
「モンキー・D・ガープ」の今後の役割解説
ひとまず生存が確認されたガープ。
モンキー・D・ガープは単なる脇役ではなく、海軍・世界政府・Dの一族・ルフィ・黒ひげ──すべての重要要素をつなぐ“軸”となる存在です。
今後の展開においては、彼の「正義のあり方」「親としての葛藤」「英雄としての終幕」が、物語の深みと感動を大きく左右することになるでしょう。
そこでここからは、ガープの今後の役割について考察していきます。
①黒ひげ海賊団の人質として物語に関与する可能性
現在、黒ひげ海賊団との戦闘後にガープは行方不明となっており、最新話では生存が確認されたとはいえ、その身柄は黒ひげ側にあります。
黒ひげ海賊団は、世界政府や海軍に対して有利な取引を進めるための「人質」として、ガープを利用する可能性が高いです。
ガープは「海軍の英雄」として世界的にも名が知られており、その捕縛は海軍の威信を大きく揺るがす事件です。
黒ひげがガープの命を盾に、政府の機密情報や交易の自由、または新たな“王下七武海”制度のような立場を要求してくることもあり得るでしょう。
つまり、ガープは交渉の材料として使われる可能性がかなり高いです。
②世界政府・海軍の象徴的存在としての葛藤
ガープは、「正義」を貫く海軍本部の象徴的存在である一方で、革命軍のトップである息子モンキー・D・ドラゴンと、海賊の王を目指す孫モンキー・D・ルフィという“政府に背くD”たちを家族に持つ、きわめて複雑な立場にいます。
それにもかかわらず、彼はルフィを一度も止めず、むしろエースやルフィの自由を尊重しながら、己の信念で海軍にとどまり続けてきました。
今後は、世界政府や海軍そのものが腐敗や崩壊へと向かう展開の中で、ガープ自身の思想や過去の選択が問い直される場面が描かれる可能性が高く、「古き良き海軍の最後の砦」として象徴的な役割を果たすことになるでしょう。
③ルフィと黒ひげの戦いの“火種”になる可能性
ルフィと黒ひげの対決は「ワンピース」の終盤で避けられない衝突と目されており、ガープの捕縛はその直接的なきっかけとなるかもしれません。
ルフィにとってガープは育ての親であり、家族以上に深いつながりを持つ存在です。そんなガープがティーチに囚われたとなれば、四皇であるルフィが黒ひげ討伐に動く動機としては十分です。
また、エースの死の際に何もできなかった悔しさを背負っているルフィが、今度こそ“家族を救う”という意思で立ち上がる展開も、物語的に非常に意味が強く、読者の感情を揺さぶるシーンになることが期待されます。
④最期の見せ場を残す“退場フラグ”の可能性
ガープは年齢的にもすでに第一線から退いた身でありながら、なおも“拳骨隕石”など破格の戦闘力を見せつける強さを誇っています。
しかし、旧時代を象徴するキャラクターとして、今後のストーリーの転換点で命を懸けた最期の行動をする可能性も高まっています。
それは黒ひげに囚われたままではなく、何らかの形で自ら脱出・または自己犠牲による仲間の救出など、「英雄としての締めくくり」にふさわしい展開です。
特に、「Dの一族は死の間際に笑う」という共通点があるように、ガープにも“その瞬間”が描かれるかもしれません。
「モンキー・D・ガープ」死亡情報まとめ
名前 | 「モンキー・D・ガープ」 |
---|---|
生死 | 生存:1126話 |
死亡は何話? | 漫画:1088話 アニメ:1122話 |
死亡理由は? | シリュウに腹部を貫かれ、クザンにいくつかの攻撃を受ける |
復活の可能性は? | あり(最新話で生存) |
