最終決戦において、ルフィの“ギア5”との激突でカイドウはマグマの渦中に落ち、蘇生の描写もなく登場以降姿を消しています。
そのため、多くのファンが「死亡確定」と受け止める展開となっていますが、原作やアニメでは死体が映されておらず、公式からの“死亡宣言”は発せられていません。
カイドウは死亡したのでしょうか。死亡シーンから死亡理由、さらには復活可能性など、「カイドウ」に関する死亡情報を本記事で解説していきます。
「ワンピース」カイドウの基本情報

キャラクター名 | カイドウ |
---|---|
性別 | 男 |
年齢 | 59歳 |
所属 | 百獣海賊団総督(元ロックス海賊団) |
身長 | 不明 |
悪魔の実 | ウオウオの実 幻獣種モデル青龍 |
懸賞金 | 46億1110万ベリー |
誕生日 | 5月1日 |
出身 | 不明 |
カイドウの死亡シーン詳細!なぜ死んだのか?理由や復活の可能性も解説
名前 | カイドウ |
---|---|
生死 | 不明 |
死亡は何話? | 原作:1050話(104巻収録)/アニメ:1077話 |
死亡理由は? | ルフィに敗北してマグマ溜りに落下した |
復活の可能性は? | あり |
カイドウは死亡している?
ルフィとの激闘の末に敗北したカイドウですが、死亡したのでは?との噂はありながらも実際は生死不明のまま物語が進行しています。
ルフィに敗北したカイドウはワノ国の地下深くにあるマグマ溜りへと落下しました。ちなみに共闘していたビッグマムも同じマグマ溜りに落下しています。
マグマ溜りに落下した後は、生存しているのか、死亡しているのかは明言されていません。シルエットのみの描写でしたが、マグマで溶けることなく原型を留めていたので生きている可能性も考えられます。
戦闘で大ダメージを受けたとはいえ、作中で人類最強の生物と評されたカイドウがマグマ溜りに落下した程度で死亡するとは考えにくいでしょう。
生死不明のままなため、どこかで再登場するのではと考えている人も多いようです。
カイドウの死亡は何話?
カイドウは原作の1050話「誉れ」でルフィに敗北し、マグマ溜まりへと落下しました。コミックスでは104巻に収録されています。
ちなみにアニメでの該当話数は1077話「幕引き!勝者 麦わらのルフィ!」です。
ルフィが放った渾身の技「ゴムゴムの猿神銃(バジュラングガン)」をくらったカイドウ。
強さの象徴であった頭部の角の片方がへし折れる大ダメージを受け、トラファルガー・ローが作り出していた穴から地下深くのマグマ溜まりへと落下しました。
カイドウの死亡が描かれたわけではありませんが、これによって長きに渡るルフィとカイドウの激闘が決します。
カイドウが復活する可能性は?
カイドウは生死不明のため、今後復活して再登場する可能性があるでしょう。
確実に登場すると言い切ることはできませんが、下記4つの理由から復活の可能性は高いと考えられます。
- 理由①ルフィが倒した敵は命を落としていないから
- 理由②カイドウの耐久性が高いから
- 理由③作中で死亡が明記されていないから
- 理由④海底火山の噴火によって助かった可能性があるから
それぞれ解説していきます。
理由①ルフィが倒した敵は命を落としていないから
これまでクロコダイル・エネル・ルッチ・モリア・ドフラミンゴなど名だたる強敵を撃破してきたルフィですが、倒した敵は傷だらけになったり、意識を失ったりはするものの、命を落とす描写をされたことはありません。
倒された後しばらくしてから扉絵や作中に再登場するケースも少なくありません。中にはキーキャラクターとして再登場する場合もあります。
これまでの傾向を考えるとカイドウもどこかで再登場する可能性が高いでしょう。
理由②カイドウの耐久性が高いから
カイドウは作中で人類最強の生物と評されており、耐久力の高さはトップクラスです。
天高くにある空島から飛び降りても「頭が痛え」と嘆くだけで済んでいました。
海軍には18回捕まり、海賊との戦闘における敗北は7回、1000回以上の拷問に耐え抜き、40回以上の死刑宣告を受けていることも明記されています。
ルフィに敗北する前にも数々の命の危機に瀕しながらも全て乗り切っていることからも耐久力が高いと言えるでしょう。
桁外れの耐久力を誇るカイドウはマグマ溜まりに落下しても原型を留めていました。
マグマ程度でカイドウは死なないだろうと考える読者も多く、復活する可能性が高いと考えられています。
理由③作中で死亡が明記されていないから
ワンピースではキャラクターが死亡するとわかりやすく明記される場合がほとんどです。
頂上戦争で死亡した白ひげとエースがいい例でしょう。どちらも死亡したことが明記され、墓まで建てられていました。
カイドウは敗北と明記されましたが、死亡とは書かれていません。まだ生きている可能性が高く、復活すると考えられています。
理由④海底火山の噴火によって助かった可能性があるから
カイドウとビッグマムが落下したマグマ溜まりですが、ルフィの勝利が明記されているシーンで大噴火を起こしています。
地下深くに落下していたカイドウですが、噴火の勢いを利用して地上へと戻った可能性もあるでしょう。
無傷とはいかずとも地下深くからは脱出している可能性があるため、今後登場すると考えられています。
「カイドウ」の今後の役割
「ワンピース」に登場する“百獣のカイドウ”は、ワノ国編でルフィに敗北し、物語上は“退場した”ように見えます。
しかし、彼の存在や背景、未回収の伏線などを考慮すると、今後も何らかの形で役割を果たす可能性があります。
以下に、カイドウの今後の役割について考察・整理します。
①世界政府や“巨大な戦い”の真実を知る者として再登場の可能性
カイドウは元ロックス海賊団の一員であり、天竜人や世界政府の闇に関わる「ゴッドバレー事件」の生き証人でもあります。
この事件はガープとロジャーが共闘し、ロックス・D・ジーベックを打倒した歴史的事件ですが、詳細は未だ謎に包まれたままです。
カイドウがロックス海賊団に在籍していた時にどのような真実を目にしたのか、イム様の存在を知っていたのか、あるいは“空白の100年”に関する手がかりを掴んでいたのかは、読者の大きな関心事です。
もし生存していれば、今後の“最終章”で「Dの一族」や「世界の真実」が明かされる局面で、カイドウが再登場し、歴史の語り部としての役割を果たす展開もあり得ます。
②ヤマトの物語の中で語られる“父の影”
カイドウはヤマトに対して厳しい教育を行ってきましたが、それは一方的な暴力ではなく、ヤマトが「光月おでんになりたい」と言ったことに対する“歪んだ期待”や“危機感”の裏返しでもありました。
ヤマトの物語は、カイドウという父親の存在抜きでは語れず、彼女が真に“自由”な存在として旅立つ、あるいはワノ国を背負う覚悟を持つには、父の意志や過去をどう受け止めるかが重要な要素になります。
今後ヤマトが再登場する際には、回想や内面描写でカイドウが何度も言及されることになり、“思想を乗り越える存在”としてカイドウが描かれる可能性は高いです。
③最終戦争への復活・再登場の可能性
ルフィたちが向かう最終決戦では、革命軍、世界政府、黒ひげ、シャンクス、そして古代兵器など、あらゆる勢力が入り乱れる「世界の大戦」が予想されています。
その中で、かつての四皇であり“最強の生物”とまで称されたカイドウが復活すれば、それだけで戦局を大きく揺るがす力となります。
また、以下のような展開も考えられます。
- ベガパンクや政府が死体または細胞を利用してクローン・兵器化する
- ロックスの復活や因縁回収のために“闇の勢力”に利用される
- 死を偽装していたカイドウが、自らの野望のために再登場する
このように、カイドウは“終盤で蘇るラスボス級の敵”として再登場する余地を残した存在です。
特に、彼の「自殺願望」や「死に場所を探している」というキャラクター設定が、最終戦争にリンクする形で描かれる可能性は十分にあります。
④“最強の生物”として語り継がれる象徴的存在
カイドウは、読者や作中キャラにとって「超えるべき壁」として描かれた存在でした。
ルフィがギア5という“解放の戦士”の力を手に入れ、それでもギリギリでようやく勝利を収めたほどの怪物的存在です。
そのため、今後新たな強敵が登場した際に「カイドウをも超えるか?」「あのカイドウよりも恐ろしい」といった形で、戦闘力の基準としてカイドウの名が挙げられるのは間違いありません。
また、四皇という地位を失った彼が最終的に敗れたという事実は、「新時代の幕開け」を象徴する大きな転換点でもありました。
物語上、カイドウは“旧時代の強さと恐怖”を象徴する存在であり、今後は直接登場せずとも、伝説として語られ続けていくでしょう。
「百獣のカイドウ」はワノ国編で敗れたものの、今後の物語においても以下のような形で重要な役割を担う可能性があります:
- 世界の裏側やロックス時代を知る語り部として
- ヤマトの成長と思想の対比軸として
- 最終戦争での戦力、または過去の象徴としての復活
- 「最強」という言葉の基準として物語に語り継がれる存在
カイドウは、単なる敵役で終わるにはあまりに深く、謎と影響力の大きいキャラクターです。
その存在が今後の展開にどう関わるか、引き続き注目が集まっています。
「ワンピース」カイドウ死亡情報まとめ
名前 | カイドウ |
---|---|
生死 | 不明 |
死亡は何話? | 原作:1050話(104巻収録)/アニメ:1077話 |
死亡理由は? | ルフィに敗北してマグマ溜りに落下した |
復活の可能性は? | あり |
四皇カイドウは、ワノ国編の最終決戦にてルフィとの激闘の末、マグマの中に沈んで以降その姿を現していません。
公式に死亡が明言されたわけではないものの、致命的なダメージを負い、生存の描写がないことから“死亡確定”とする見方が多数派です。
その一方で、「不死身」を自称していたカイドウの設定や、遺体の未確認、意味深なセリフや伏線から、“復活の可能性”を考察する声も少なくありません。
世界政府や最終決戦の展開次第では、何らかの形で再登場する余地も残されています。
結論としては、カイドウは“死亡したと見なされる”状況にあるものの、今後の展開次第で物語に再び関与する可能性もあり、完全に断定はできない状態だと言えるでしょう。
