このような疑問にお答えします。
✔本記事の内容
- 「鬼滅の刃」で使われた四字熟語一覧
- 「鬼滅の刃」で使われた四字熟語の意味・登場巻・使用キャラを解説
登場キャラクターの漢字が難しいことで有名な「鬼滅の刃」ですが、実は作中で使われる四字熟語の多さも有名です。
しかし、意味が分からずに、そのキャラクターが何を伝えたかったのかわからないことも多い。
意味が分からないと、作品を楽しめないですよね。
ということで今回は、「鬼滅の刃」で使われた四字熟語について解説します。
本記事を読めば、四字熟語の意味・登場巻・使用キャラなど、網羅的に理解することができますよ。
尚、電子書籍や漫画に関しては暇つぶし漫画ブログの下記記事が参考になります。
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「鬼滅の刃」で使われた四字熟語一覧
生殺与奪 | 笑止千万 | 問答無用 | 武運長久 |
九分九厘 | 猪突猛進 | 縦横無尽 | 四角四面 |
融通無碍 | 自画自賛 | 一生懸命 | 生生流転 |
四六時中 | 冷酷無情 | 四方八方 | 有象無象 |
全身全霊 | 二束三文 | 一目瞭然 | 千載一遇 |
迷惑千万 | 罵詈雑言 | 禍福糾纆 | 二人三脚 |
不眠不休 | 喜怒哀楽 | 自業自得 | 極悪非道 |
過大評価 | 杓子定規 | 自由自在 | 天涯孤独 |
再起不能 | 如是我聞 | 心頭滅却 | 報恩謝徳 |
因果関係 | 自暴自棄 | 唯一無二 | 不協和音 |
正々堂々 | 荒唐無稽 | 疲労困憊 | 百世不磨 |
匪石之心 | 一刀両断 | 五臓六腑 | 後生可畏 |
天変地異 | 地盤沈下 | 突然変異 | 輪廻転生 |
結論、上記の通りです。その数、なんと47語。多いと言われているとはいえ、ここまで多いとは思わなかったでしょう。
さて、次の項では、それぞれの四字熟語の意味・登場巻・使用キャラについて解説していきます。
「鬼滅の刃」で使われた四字熟語の意味・登場巻・使用キャラを解説
さっそく解説していきたいのですが、実は重複しているものが多いです。なので、重複しているものについては初登場巻でのみ解説していきます。
それでは1巻から解説していきますね。
「鬼滅の刃」第1巻の四字熟語
生殺与奪(せいさつよだつ)
- 意味:他人に対して「生かす」か「殺す」かを選択できる権利のこと。「相殺(そうさい)」と同じ読み方と類推して「せいさいよだつ」と慣用的に読まれることもある 。
- 使用キャラ:冨岡義勇
「生殺与奪の権」は、水柱である冨岡義勇が、主人公である竈門炭治郎に放ったセリフ。
家族が殺され、唯一生き残った妹の禰豆子が鬼となり、義勇に殺されそうになるところを「もうこれ以上俺から奪うのはやめてください。どうか妹を殺さないでください。お願いします」と惨めったらしく頭を下げるシーンに使われました。
これは、「手足を動かすための揺ぎない原動力と覚悟」を芽生えさせる、義勇なりの優しさでした。
笑止千万(しょうしせんばん)
- 意味:非常に滑稽なさま。たいそう気の毒なさま。
- 使用キャラ:冨岡義勇
「笑止千万」も冨岡義勇が炭治郎に放ったセリフで、「生殺与奪の権」と同シーンで使われました。
蹲ってお願いすることが通用するなら、家族は殺されていない。奪うか奪われるかの時に主導権を握ることができない弱者には、何の権利も選択肢もないのだと強く放ちました。
「鬼滅の刃」第2巻の四字熟語
これは最終選別で炭治郎が漏らした心の声。
鬼が人間に戻る方法を聞きたかったのに、聞けなかったことへの禰豆子への申し訳ない気持ちが溢れたシーンでした。
「鬼滅の刃」第3巻の四字熟語
武運長久(ぶうんちょうきゅう)
- 意味:戦場での幸運が久しく続くこと。武人としての命運が続くこと。
- 使用キャラ:珠世
「武運長久」は、珠代が旅立つ炭治郎と禰豆子に放ったセリフ。禰豆子を戦場に連れていくと言う炭治郎と禰豆子の覚悟に祈るシーンでした。
「九分九厘」は善逸が放ったセリフ。鬼が巣くう屋敷に入った際に、炭次郎に守ってもらおうと思った善逸。
しかし、炭次郎は骨折しており、完治していないことを知り、守ってもらえないことへの死の恐怖をぶつけるシーンに使われました。
猪突猛進(ちょとつもうしん)
- 意味:他のことがどうなるか考えることもなく、目標だけを見て全力でまっすぐ突き進むこと。
- 使用キャラ:嘴角伊之助
「猪突猛進」は、伊之助の初登場シーンに使われました。鬼が巣くう屋敷で、突如現れた伊之助。
イノシシの被りものを被り、敵か味方かわからない、印象的なシーンです。
縦横無尽(じゅうおうむじん)
- 意味:思うまま好きなように物事を行う様子。または、満足するまで自由に行動すること。
- 使用キャラ:ナレーション
「縦横無尽」は炭次郎が元下弦の陸との戦闘で、水の呼吸・玖ノ型は、「足場の悪いところでの戦いにでも適している」という説明の際に、「縦横無尽に動くことが可能」と完結に説明されています。
四角四面(しかくしめん)
- 意味:真四角のこと。または、物事を几帳面に考える真面目な人や、真面目すぎて融通が利かず面白みがない人のこと。
- 使用キャラ:竈門炭次郎
融通無碍(ゆうずうむげ)
- 意味:何かにこだわることがなく、思考や行動が自由であること。
- 使用キャラ:珠代
「四角四面」は炭次郎が、「融通無碍」は珠代が放ったセリフ。いずれも本編ではなく、おまけの4コマ漫画で使われました。
「鬼滅の刃」第4巻の四字熟語
自画自賛(じがじさん)
- 意味:自分で自分のことを褒めること。
- 使用キャラ:我妻善逸
「自画自賛」は、伊之助の「凄いだろう俺は!!凄いだろう俺は!!」という、なぜか2回も自分を褒めたシーンに、善逸が心の中で「自画自賛...」とツッコミを入れました。
一生懸命(いっしょうけんめい)
- 意味:全力で物事に取り組む様子。命がけで物事に取り組む様子。
- 使用キャラ:我妻善逸
「一生懸命」は、那田蜘蛛山に入る時に炭次郎と伊之助に置いて行かれたことを、ネチネチと文句を言うシーンに使われました。
「鬼滅の刃」第5巻の四字熟語
生生流転(せいせいるてん)
- 意味:世の中の全ての物は、次々と生まれては時間の経過とともにいつまでも変化し続けていくという意味。
- 使用キャラ:竈門炭治郎
「生生流転」は主人公の炭次郎が使った技。那田蜘蛛山に巣くう鬼、十二鬼月の累との戦闘で使用された技です。
技の正式名称は全集中・水の呼吸拾ノ型「生生流転」。この技は回転しつつうねる龍のように、1撃目より2撃目が、2撃目より3撃目が、3撃目より4撃目が回転を増すごとに強い斬撃となっていきます。
四字熟語の「生生流転」の意味と合っていますね。
「鬼滅の刃」第6巻の四字熟語
四六時中(しろくじちゅう)
- 意味:一日中・いつも・終日。
- 使用キャラ:アオイの子分(きよちゃん)
「四六時中」は那田蜘蛛山で負傷した炭次郎たちが機能回復訓練を実施している際に、アオイの子分(きよちゃん)が炭次郎に放ったセリフ。
全集中の呼吸は朝も昼も夜も寝ている間もずっと続けていなくてはいけないと教えました。
冷酷無情(れいこくむじょう)
- 意味:思いやりも同情心もないこと。
- 使用キャラ:第52話タイトル
「冷酷無情」はセリフではなく、第4巻52話のタイトルとして使われました。この話は下弦の鬼を解体する話で、あの有名な無惨様によるパワハラ会議です。
何を言っても、質問に答えても、肯定しても否定しても殺される。52話はSNSでも非常に話題となりました。
「鬼滅の刃」第7巻の四字熟語
四方八方(しほうはっぽう)
- 意味:ありとあらゆる方向のこと。
- 使用キャラ:ナレーション
「四方八方」は、眠り鬼・魘夢が作り出した列車の中で暴れまわる伊之助の技、「狂い裂き」についての説明の際に使われました。
「鬼滅の刃」第8巻の四字熟語
有象無象(うぞうむぞう)
- 意味:元は仏教語で有形、無形全てのもののことで、この世に存在する全てのもののこと。または、数が多くつまらない人や物のことを卑しめる言葉。
- 使用キャラ:煉獄槇寿郎
「有象無象」は煉獄杏寿郎の父、煉獄槇寿郎が炭次郎に放ったセリフ。上弦との戦いで死んだ杏寿郎は大した才能はない、何の価値もないと言いました。
「鬼滅の刃」第9巻の四字熟語
「全身全霊」は、柱である宇髄天元が、炭次郎たちに向かって放ったセリフ。
自分は神だから、気に入られるように全力で振舞えと言いました。
二束三文(にそくさんもん)
- 意味:売値がとても安いこと。ほとんど価値がないこと。
- 使用キャラ:宇髄天元
「二束三文」は、宇髄天元が善逸と伊之助に向かって放ったセリフ。
女装をして遊郭に潜入するはずが、不細工すぎて売れなかった際に使われました。
「鬼滅の刃」第10巻の四字熟語
一目瞭然(いちもくりょうぜん)
- 意味:ひと目見ただけではっきりとわかるさま。
- 使用キャラ:宇髄天元
「一目瞭然」は、宇髄天元が負けを認めない堕姫に向かって放ったセリフです。
「負けてるだろ。一目瞭然に」と。
「鬼滅の刃」第11巻の四字熟語
千載一遇(せんざいいちぐう)
- 意味:千年に一度あるかないかの絶好の機会のこと。
- 使用キャラ:我妻善逸
「千載一遇」は上弦の堕姫との戦闘中、善逸の心の声として使われました。
炭次郎が作ったチャンスに、善逸が応える名シーンです。
「迷惑千万」は妓夫太郎の最後の回想シーンで使われました。
"遊郭の最下層で生まれた俺たち。子供なんて生きてるだけで飯代がかかるので迷惑千万"
罵詈雑言(ばりぞうごん)
- 意味:きたない言葉で、悪口を並べ立ててののしること。また、その言葉。
- 使用キャラ:妓夫太郎
「罵詈雑言」は先ほどと同様に妓夫太郎の最後の回想シーンで使われました。
”この世にある罵詈雑言は全て俺のために作られたようだった”
禍福は糾える縄の如し(かふくはあざなえるなわのごとし)→禍福糾纆(かふくきゅうぼく)
- 意味:良い出来事と悪い出来事は、編み込んだ縄のように表裏一体であること
- 使用キャラ:妓夫太郎
「禍福は糾える縄の如し」も妓夫太郎の最後の回想シーンで使われました。
”どんな時だって全てが俺たちに対して容赦をしなかった。どうしてだ?禍福は糾える縄の如しだろ?”
「鬼滅の刃」第12巻の四字熟語
二人三脚(ににんさんきゃく)
- 意味:二人が心を合わせ、協力して事を遂行すること。または、二人が肩を組み、内側の足首同士をひもなどで結び脚を三本に見立てて、足並みを揃えて競う運動競技のこと。
- 使用キャラ:小鉄少年
「二人三脚」は刀鍛冶の里で小鉄少年が放ったセリフ。
”絡繰は持ち主と二人三脚なのだ。時透君は結局時間を無駄にした。”
「鬼滅の刃」第13巻の四字熟語
不眠不休(ふみんふきゅう)
- 意味:物事に取り組み続けること。睡眠をとることもなく、休憩もすることなく物事を行い続けるということから。
- 使用キャラ:小鉄少年
「不眠不休」は時透無一郎に対して、小鉄少年が放ったセリフです。
”鋼鐵塚さんが刀の再生で不眠不休の研磨をしているから...どうか助けてください。”
喜怒哀楽(きどあいらく)
- 意味:「喜び」「怒り」「悲しみ」「楽しみ」といった、人間がもっているいろいろな感情のこと。
- 使用キャラ:竈門炭治郎
「喜怒哀楽」は上弦の肆、半天狗との戦闘中、炭次郎の心の声で使われました。
”恐らく強くなっていく分裂は無限じゃない。ちらりと見えた口の中の文字、喜怒哀楽。その4体の状態が一番弱いんだな?”
自業自得(じごうじとく)
- 意味:自分が行ったことが自分に返ってくること。悪い意味で使われることが多い。自分の行動の善悪の業によって、苦楽の業を受けるという意味の仏教の因果の法則を表す言葉。
- 使用キャラ:不死川玄弥
「自業自得」は上弦の肆、半天狗との戦闘中、玄弥の回想シーンで使われました。
”親父は図体がでかい上にろくでもなかった。人に恨まれて刺されて死んだのは自業自得だ。親父はお袋や俺たちはよく殴っていた。”
「鬼滅の刃」第14巻の四字熟語
「極悪非道」は上弦の肆、半天狗が炭次郎との戦闘中に使いました。
”何という極悪非道。これはもう鬼畜の所業だ。”
「過大評価」は霞柱、時透無一郎が敵の技を食らい、身動き取れない状況で放たれたセリフです。
”僕がもっとちゃんとしなきゃいけなかったのに判断を間違えた。自分の力を過大評価していたんだ無意識に。柱だからって。”
杓子定規(しゃくしじょうぎ)
- 意味:杓子の柄を無理やり定規のかわりにするということから、一つの基準で全てを決めようとして応用や融通がきかなくなるという意味。
- 使用キャラ:産屋敷耀哉
「杓子定規」は時透無一郎に対して、産屋敷耀哉が使った言葉です。
”杓子定規に物を考えてはいけないよ無一郎。確固たる自分を取り戻した時、君はもっと強くなれる。”
「自由自在」は時透無一郎との戦闘中に上弦の伍、玉壺が放ったセリフ。
”この体の柔らかくも強靭なバネ。さらには鱗の波打ちにより縦横無尽、自由自在よ。”
「鬼滅の刃」第15巻の四字熟語
天涯孤独(てんがいこどく)
- 意味:血縁者や婚姻関係にある人がいないこと。または、故郷を出て一人で暮らすこと。
- 使用キャラ:冨岡義勇
「天涯孤独」は炭次郎と義勇との会話で、義勇が使った言葉です。
”宍色の髪の少年と共に選別を受けた。十三歳だった。同じ年で天涯孤独。すぐに仲良くなった。”
再起不能(さいきふのう)
- 意味:病気が治る可能性がないこと。転じて、失敗や挫折から立ち直ることができない状態のこと。
- 使用キャラ:不死川実弥
「再起不能」は炭次郎と実弥との会話で、実弥が使った言葉です。
”再起不能にすんだよォ。ただしなァ。今すぐ鬼殺隊を辞めるなら許してやる。”
如是我聞(にょぜがもん)
- 意味:仏教の経典の冒頭に出てくることば。「このように私は仏から聞いた」という意。転じて、人から聞いたことをそのまま信じて疑わないこと。
- 使用キャラ:嘴角伊之助
「如是我聞」は滝修行中に伊之助使った言葉。
”如是我聞。一時仏在。舎衛国。祇樹給。孤独園。”
心頭滅却すれば火もまた涼し(しんとうめっきゃくすればひもまたすずし)→心頭滅却(しんとうめっきゃく)
- 意味:気を散らすような考えを消し去ること。または、集中してことにあたれば、苦しさを感じないということ。
- 使用キャラ:悲鳴嶼行冥
「心頭滅却」は滝修行へたどり着いた炭次郎と善逸に対して、悲鳴嶼行冥が使った言葉です。
”心頭...滅却すれば...火もまた涼し...ようこそ...我が修行場へ。”
報恩謝徳(ほうおんしゃとく)
- 意味:受けた恩義や徳に対して感謝の気持ちを持ち、見合ったお返しをすること。
- 使用キャラ:吾峠呼世晴
「報恩謝徳」は鬼滅の刃の作者、吾峠呼世晴さんが読者へ送ったメッセージです。(15巻の最終ページです)
”報恩謝徳。応援してくださった皆さまにご恩返しができるよう二千十九年も頑張ります。”
「鬼滅の刃」第16巻の四字熟語
「因果関係」は、鬼舞辻無惨と産屋敷耀哉の初対面シーンで、無惨が使用しました。
”迷言もここに極まれりだな。反吐が出る。お前の病は頭にまで回るのか?そんな事柄には何の因果関係もなし。”
自暴自棄(じぼうじき)
- 意味:やけになって、もうどうなってもいいと将来の希望を捨てたり、投げやりな行動をすること。
- 使用キャラ:珠世
「自暴自棄」は無惨に対して珠世が放ったセリフです。
”そうだ。自暴自棄になって大勢殺した。その罪を償う為にも、私はお前とここで死ぬ!!”
「鬼滅の刃」第17巻の四字熟語
唯一無二(ゆいいつむに)
- 意味:世の中に一つだけで他に並ぶものがないもののこと。
- 使用キャラ:ナレーション
「唯一無二」は愈史郎の紹介で使用されました。
”村田含め、行動を共にしていた隊員たちは妙な気配だなぁと考えつつも、まさか鬼とは思っていなかった。前述の通り、珠世が鬼にした唯一無二の者故に”
不協和音(ふきょうわおん)
- 意味:意見が揃わなかったりして、釣り合いが取れない状態のこと。元は調和が取れず、不安定で耳障りな和音のこと。
- 使用キャラ:猗窩座
「不協和音」は、猗窩座が炭次郎に対する感情を表現する際に使われました。
”金属に爪を立てるような神経に障る嫌悪感。不協和音に吐き気がする。”
「鬼滅の刃」第18巻の四字熟語
正々堂々(せいせいどうどう)
- 意味:非難する点のない素晴らしい手段や態度のこと。または、軍隊の士気が高く、陣形が整っている様子。
- 使用キャラ:猗窩座
「正々堂々」は、猗窩座が自身の首を炭次郎に切られたときに放ったセリフ。
”数百年間の武術の粋を正々堂々真正面から打ち砕かれた”
荒唐無稽(こうとうむけい)
- 意味:根拠も何もなく非現実的なこと。
- 使用キャラ:ナレーション
「荒唐無稽」は、猗窩座の回想シーンでのナレーションで使われました。
”あまりの荒唐無稽な内容に、この記録は三十年程して作り話ということで廃棄されている”
疲労困憊(ひろうこんぱい)
- 意味:疲れ果てること。
- 使用キャラ:鎹鴉
「疲労困憊」は、猗窩座と炭次郎・義勇との戦闘後に、鎹鴉によって使われました。
”炭次郎、義勇。上弦の参撃破。疲労困憊により意識保てず失神!!”
「鬼滅の刃」第19巻の四字熟語
百世不磨(ひゃくせいふま)
- 意味:いつまでも消えることなく存在し続けること。
- 使用キャラ:第168話タイトル
これはセリフではなく、第168話でのタイトルとして使われました。この第168話では上弦の壱、黒死牟VS風柱・岩柱という、熱い戦闘が描かれています。
「鬼滅の刃」第20巻の四字熟語
匪石之心(ひせきのこころ)
- 意味:自分の信念を堅く守り、決して揺らぐことのない心のこと。
- 使用キャラ:第20巻タイトル
「匪石之心」は第20巻のタイトルとして使われました。上弦の壱、黒死牟との戦闘を描かれた、鬼滅の刃の中でも特に人気のある巻です。
「一刀両断」は黒死牟が老いた縁壱と対面した際に使われた言葉です。
”奴が鬼狩りである限り、刃を向けてくる者は一刀両断にせねばならぬ”
五臓六腑(ごぞうろっぷ)
- 意味:はらわた。内臓。からだの中すべて。また、腹の中。心の中。五つの内臓と六つのはらわたの意。
- 使用キャラ:黒死牟
「五臓六腑」は先ほどと同様に、黒死牟が老いた縁壱と対面した際に使われた言葉です。
”あの方をも追い詰めた剣技。それは神の御技に他ならない。焦燥と敗北感で五臓六腑が捻じ切れそうだった”
後生畏るべし(こうせいおそるべし)→後生可畏(こうせいかい)
- 意味:自分より若い者は今はまだ未熟だが、大きな可能性を秘めている。将来どんな大物になるかも知れないから、決して侮ってはいけない、むしろ畏敬すべきであるということ。
- 使用キャラ:第175話タイトル
「後生畏るべし」は第175話タイトルで使われました。上弦の壱、黒死牟との戦闘のクライマックスが描かれており、非常に熱い話となっています。
「鬼滅の刃」第21巻の四字熟語
天変地異(てんぺんちい)
- 意味:天地間に起こる自然の災害や、変わった出来事のこと。
- 使用キャラ:鬼舞辻無惨
「天変地異」は、鬼舞辻無惨が炭次郎に放った言葉。
”私に殺されることは大災に遭ったのと同じだと思え。何も難しく考える必要はない。雨が風が山の噴火が大地の揺れがどれだけ人を殺そうとも、天変地異に復讐しようという者はいない”
「鬼滅の刃」第22巻の四字熟語
地盤沈下(じばんちんか)
- 意味:建造物などの土台となる大地が沈み下がる現象。また、勢力基盤の弱体化のたとえ。
- 使用キャラ:隊士
「地盤沈下」は、鬼舞辻無惨と炭次郎・柱が戦闘している際、一般市民を誘導するために隊士が使った言葉です。
”あー駄目駄目。入らないで!!逆ですあっちに抜けて下さい。地盤沈下です。危ないから避難して下さい。”
「鬼滅の刃」第23巻の四字熟語
突然変異(とつぜんへんい)
- 意味:生物体で、遺伝子または染色体の変化が原因で、親と明らかに異なった形質が、突然あらわれること。
- 使用キャラ:我妻善照
輪廻転生(りんねてんせい)
- 意味:人が生まれ変わり、死に変わりすること。不滅な霊魂は、いろいろな生に生まれ変わるという思想。
- 使用キャラ:我妻善照
「突然変異」と「輪廻転生」は我妻善逸の子孫、我妻善照が使った言葉。
”うちの家系はみんな大人しい女ばっかなのに、なんで姉ちゃんだけ突然変異したんだ...姉ちゃんは輪廻転生って信じるかよ”
まとめ:「鬼滅の刃」四字熟語すべてを解説
本記事では「鬼滅の刃」で使われた四字熟語の意味・登場巻・使用キャラを解説しました。
結論、使われた四字熟語は下記の通り52語。
生殺与奪 | 笑止千万 | 問答無用 | 武運長久 |
九分九厘 | 猪突猛進 | 縦横無尽 | 四角四面 |
融通無碍 | 自画自賛 | 一生懸命 | 生生流転 |
四六時中 | 冷酷無情 | 四方八方 | 有象無象 |
全身全霊 | 二束三文 | 一目瞭然 | 千載一遇 |
迷惑千万 | 罵詈雑言 | 禍福糾纆 | 二人三脚 |
不眠不休 | 喜怒哀楽 | 自業自得 | 極悪非道 |
過大評価 | 杓子定規 | 自由自在 | 天涯孤独 |
再起不能 | 如是我聞 | 心頭滅却 | 報恩謝徳 |
因果関係 | 自暴自棄 | 唯一無二 | 不協和音 |
正々堂々 | 荒唐無稽 | 疲労困憊 | 百世不磨 |
匪石之心 | 一刀両断 | 五臓六腑 | 後生可畏 |
天変地異 | 地盤沈下 | 突然変異 | 輪廻転生 |
あまりにも多いので、意味についてはすぐに忘れてしまうでしょう。なので、次に「鬼滅の刃」を読むときのために、本記事をブックマークするなりしておくことをおすすめします。
四字熟語の意味が分かって、改めて「鬼滅の刃」を読むと、面白さは倍増しますよ。
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